【2025年最新版】法人口座開設時の必要書類5点とは?|合わせて法人口座開設におすすめな銀行14選を紹介!

【2025年最新版】法人口座開設時の必要書類5点とは?|合わせて法人口座開設におすすめな銀行14選を紹介!

法人口座開設時に必要な書類って何があるのかな・・・

会社設立や取引拡大の第一歩は法人口座の開設です。

ところが、金融機関ごとに必要書類や審査基準が少しずつ異なり、提出不備で差し戻しになるケースも少なくありません。本記事では、最短で通すための必要書類5選を起点に、シーン別の追加書類、審査で見られる事項と通過のポイント、開設手続きの流れ、差し戻し防止のチェックポイント、そして法人口座開設におすすめ銀行14選までを実務ベースで一気通貫に解説します。

目次

この記事の結論とポイント(概要)

必要書類はコア5点に集約し、事業や属性に応じた追加書類を重ねると不備が減ります。

・審査は本人確認、登記情報、実質的支配者、事業実態の四つの軸で確認されます。書類は最新版、整合、原本品質が最重要です。

おすすめ銀行14選は、ネット銀行のスピーディーさとコスト、店舗型の信用力や現金取扱の利便性という二軸で早期に候補を絞り込むと効率的です。

申込前に会社名、所在地、法人番号、代表者表記を全書類で完全一致させてください。

・振込単価、口座維持費、ネットバンキング機能、API・会計連携、来店要否、郵送可否、審査スピード目安の七観点で比較すると意思決定が速くなります。

設立直後で事業実態の資料を添えずに申込むこと。一次資料の欠落は差し戻しの主因です。

法人口座の必要書類5点(まずはここを揃える)

1. 登記事項証明書(履歴事項全部証明書)

  • 取得方法:法務局で発行。オンライン請求や郵送請求も可能です。
  • 注意点:発行日から一定期間以内が目安です。商号、本店所在地、代表者、事業目的が他書類と一致しているかを確認してください。
  • 不備例旧住所のまま、目的の表記揺れ、役員変更未反映の謄本を提出。

2. 会社の印鑑証明書(代表者個人の印鑑証明書が求められる場合あり)

  • 取得方法法務局で会社の印鑑証明書を取得。代表者個人の印鑑証明書は市区町村で取得します。
  • 注意点:銀行印の登録予定印と印影をそろえてくださいオンライン申請可否や手数料は事前に確認します。
  • 不備例印影のブレ、別名義の印鑑、旧字体と新字体の混在。

3. 代表者の本人確認書類

  • 対象例:運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、パスポートなど。
  • 注意点:氏名、現住所、有効期限の一致を必ず確認します。
  • 不備例:住居表示変更後に住所未更新、裏面記載の未提出、期限切れの身分証。

4. 法人番号の確認資料

  • 取得方法:法人番号指定通知書の写し、または国税庁の法人番号公表サイトの検索結果を印刷。
  • 注意点:登記事項の商号と番号の一致を確認します。
  • 不備例:旧商号のままの印刷、番号桁数の誤記。

5. 事業実態が分かる資料(最重要)

  • 対象例:請求書、見積書、契約書、発注書、会社案内、Webサイトの運営画面、オフィス賃貸借契約書、パンフレット、広告出稿画面など。
  • 注意点:継続性、実在性、具体的な取引先や担当者情報が分かる一次資料を複数用意します。
  • 不備例:テンプレートのみで実在の取引が確認できない、所在地や電話番号が他書類と異なる。

実質的支配者に関する申告書、反社会的勢力でないことの表明・同意は多くの金融機関で必須です。

法人口座開設におすすめ銀行14選

GMOあおぞらネット銀行|無料サービスが豊富な次世代ネット銀行

GMOあおぞらネット銀行の特徴
  • 最短即日で法人口座を開設可能
  • 口座維持費が無料でランニングコスト不要
  • ATM手数料も月5回まで無料で利用可能

GMOあおぞらネット銀行は、オンライン完結最短即日に法人口座を開設できる利便性の高いネット銀行

特に「無料でできることが多い」点が魅力で、メガバンクや地銀では発生する月額利用料や同行宛振込手数料が不要、さらにATMも月5回まで無料で使えます。
また、2024年4月からは社会保険料の口座振替にもいち早く対応しており、今後も機能拡充が期待できる銀行です。

GMOあおぞらネット銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
web完結で面談や書類の送付なし
口座開設スピード最短即日
審査面談や電話不要
振込手数料同行宛:無料
他行宛:129~143円
※「振込料金とくとく会員(月額500円)」の場合129円
ATM手数料月5回無料
6回目以降は1回につき110円
口座維持費無料
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込
社会保険料振替

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住信SBIネット銀行|強固な認証で安心できるネット銀行

住信SBIネット銀行の特徴
  • 2ヶ月間は各種手数料が無料
  • 口座維持費が無料で利用可能
  • アプリで入出金を管理可能
  • 生体認証などセキュリティも万全

住信SBIネット銀行は、口座維持費が無料で、最短翌日から利用できるスピード感が魅力のネット銀行。

専用アプリで入出金を管理でき、ワンタイムパスワードや生体認証による強固なセキュリティで安心して取引できます
ただし、社会保険料の納付には対応していないため、この利用を検討する場合はGMOあおぞらネット銀行などの併用がおすすめです。

住信SBIネット銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
運転免許証の提出ができれば書類郵送不要
口座開設スピード最短翌日
審査面談や電話不要
振込手数料同行宛:無料
他行宛:130~145円
※振り込み回数によって変化
ATM手数料1回につき110円
口座維持費無料
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込

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楽天銀行|部署ごとの資金管理に便利なネット銀行

楽天銀行の特徴
  • 口座維持費が無料でコスト削減
  • アプリで入出金を簡単管理
  • 最大20口座まで開設でき資金管理に便利

楽天銀行は、口座維持費が無料で利用できる利便性の高いネット銀行。

個人口座の利用者も多く、同じ感覚で使えるアプリで入出金管理ができるため、スムーズに運用できます。
さらに、最大20口座まで開設できるので、部署や用途ごとに資金を分けて管理したい企業に適しています

一方で、必要書類の郵送や電話確認が必要となるなど手続きに手間がかかる点がデメリット
また、ペイジーには対応しているものの、国税や社会保険料の納付には利用できないため注意が必要です。

楽天銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
必要書類の郵送必要
口座開設スピード1週間程度
審査固定電話への架電必須
振込手数料同行宛:52円
他行宛:
150円 (3万円未満)
229円 (3万円以上)
ATM手数料220〜275円
口座維持費無料
その他ペイジー(国税・社保未対応)
総合振込
定額自動振込

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PayPay銀行|スマホだけで簡単に口座開設できるネット銀行

PayPay銀行の特徴
  • スマホ1つで申込から口座開設まで完結
  • 法人口座を持つと融資で優遇を受けられる
  • 海外送金の手数料が0円で利用可能

PayPay銀行は、スマホで書類を撮影・送付するだけで最短3日で法人口座を開設でき、捺印や郵送も不要な手軽さが魅力のネット銀行

法人向けには融資の優遇措置があり、さらに海外送金も手数料無料で対応できる点が大きなメリットです。
ただし、開設には主たる事務所の建物賃貸借契約書が必要で、バーチャルオフィスは対象外のため、実態のある事務所を持たない場合は利用できない点に注意が必要です。

PayPay銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
必要書類の郵送不要
口座開設スピード最短3日
審査面談・電話不要
振込手数料同行宛:55円
他行宛:160円
ATM手数料3万円未満の場合は1回につき165~330円
3万円以上の場合は1回のみ無料
口座維持費無料
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込

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三菱UFJ銀行|大手ならではの情報提供と安心感

三菱UFJ銀行の特徴
  • Web受付やオンライン面談で非来店口座開設が可能
  • BizSTATION」で入出金や取引をオンライン管理
  • 維持費・振込手数料が高めでコスト重視には不向き

三菱UFJ銀行は、Webでの受付や担当者とのオンライン面談に対応しており、窓口に行かずに法人口座を開設できる点が便利

さらに、法人向けインターネットバンキング「BizSTATION」を利用すれば、入出金管理や取引認証をオンラインで完結でき、業務効率化につながります

一方で、口座維持費や振込手数料は他行と比べて高めのため、コストを抑えたい場合はGMOあおぞらネット銀行やPayPay銀行といったネット銀行を検討するのがよいでしょう。

三菱UFJ銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
必要書類のオンライン提出できるが面談が必要
口座開設スピード1ヶ月程度
審査面談必須
振込手数料同行宛:110〜330円
他行宛:484〜660円
ATM手数料110〜220円
口座維持費1,760円
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込
社保口座振替
給与振込

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三井住友銀行|海外取引に強いメガバンク

三井住友銀行の特徴
  • 初期費用・月額無料で海外送金が可能
  • アメリカやアジアなど海外拠点を展開
  • 国内外の送金が低コストで手数料を抑えられる

三井住友銀行は、初期費用や月額利用料をかけずに海外送金ができるため、海外進出や国際取引を行う企業にとって利便性の高い銀行です。
さらに、アメリカやアジアを中心に海外拠点を持ち、国内外での資金移動をスムーズかつ低コストで行える体制を整えており、振込手数料の削減にもつながります。

三井住友銀行の基本情報

口座開設の手続き書類はWEB提出OK
店頭での面談・電話確認が必要
口座開設スピード1ヶ月程度
審査面談・電話必要
振込手数料同行宛:110〜440円
他行宛:495〜660円
ATM手数料0〜330円
口座維持費無料
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込
社保口座振替
給与振込

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みずほ銀行|大手ならではの安心と利便性

みずほ銀行の特徴
  • 無料の「みずほビジネスデビット」で経費精算を効率化
  • ネット受付なら登記簿や印鑑証明が不要な場合あり
  • Web面談で完結し、来店せずに口座開設できる

みずほ銀行は、法人口座を開設すると法人向けデビットカード「みずほビジネスデビット」を無料で利用でき、キャッシュレス決済や経費精算をスムーズに行えるのが魅力。

カードは口座と連動しており、入出金明細から経費利用履歴を簡単に確認できます。
また、公式サイトのネット受付を使えば登記事項証明書や印鑑証明書の提出が原則不要となり、Web面談で審査を進められるため、書類準備や来店の手間を省いて口座開設が可能

さらに、会員限定の福利厚生サービスも用意されており、大手銀行ならではの安心感と利便性を兼ね備えています。

みずほ銀行の基本情報

口座開設の手続き来店不要
書類送付必要
面談必要
口座開設スピード1ヶ月程度
審査面談
振込手数料同行宛:0〜440円
他行宛:
3万円未満:490円
3万円以上:660円
ATM手数料0〜220円
口座維持費3,300円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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りそな銀行|新設法人にも使いやすいメガバンク

りそな銀行の特徴
  • 法人向けネットサービス「りそなビジネスダイレクト」が1年間無料
  • 新設企業でも法人カードやネットサービスを使いやすい
  • 一部サービスの手数料・年会費が1年間無料

りそな銀行では、法人向けインターネットサービス「りそなビジネスダイレクト」の利用料が1年間無料で、コストを抑えて法人口座を運用できるのが強みです

また、設立間もない企業でも法人カードやネットサービスを導入しやすく、法人口座の利便性を最大限活用できます。
さらに、法人口座の開設によって対象となる金融サービスの利用手数料や年会費が1年間無料となる特典がある点も魅力です。

りそな銀行の基本情報

口座開設の手続き来店不要
書類送付必要
面談必要
口座開設スピード2週間程度
審査原則面談なし
振込手数料同行宛:330円
他行宛:605円
ATM手数料0〜220円
口座維持費3,300円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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ゆうちょ銀行|全国規模で利用しやすい安心の金融機関

ゆうちょ銀行の特徴
  • 全国232支店を展開し、メガバンク並みの店舗網を持つ
  • 法人口座は会社所在地近くの店舗で開設可能
  • 開設には登記簿謄本や決算書類など多くの書類が必要

ゆうちょ銀行は、全国に232の支店を構えるため、メガバンクと同等の店舗網を誇り、どの地域でも利用しやすいのが特徴です

法人口座は本店所在地の近くにある店舗で開設する必要があるため、会社の近隣に店舗がある場合には便利です。
ただし、開設にあたっては履歴事項全部証明書貸借対照表印鑑証明本人確認書類など多数の書類を事前に用意し店頭で申請する必要があるため、準備に手間がかかる点には注意が必要です

ゆうちょ銀行の基本情報

口座開設の手続き来店必須
書面郵送不可
口座開設スピード1ヶ月程度
審査面談は原則なし
振込手数料同行宛:110円
他行宛:165円
ATM手数料無料
口座維持費550円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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福岡銀行|地方銀行の中でもスピーディーな審査が魅力

福岡銀行の特徴
  • オンライン申込と書類提出で手続きがスムーズ
  • 1〜2週間で口座開設できる短期審査
  • 「BIZSHIP」で経営診断やデジタル通帳を利用可能

福岡銀行は、オンラインでの申し込みや書類提出ができるため、他の地方銀行と比べて手続きの負担が少ないのが特徴です。

口座開設にかかる期間も1〜2週間と、一般的に1ヶ月ほど必要とされる審査より短く、早く開設したい方に適しています。
さらに、口座開設後には「BIZSHIP」を活用でき、経営診断やデジタル通帳など、ビジネスに役立つ機能を利用できる点も魅力です

福岡銀行の基本情報

口座開設の手続きWEB面談必要
書類はWEB提出でOK
口座開設スピード1〜2週間程度
審査面談必要
振込手数料同行宛:0〜110円
他行宛:330〜550円
ATM手数料0〜220円
口座維持費1,320円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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千葉銀行|経営サポートが充実、長期的な取引先としても安心

千葉銀行の特徴
  • 全国トップクラスの口座数預金残高で高い信頼性
  • 店舗手続き必須で、関東エリアの事業者に便利
  • M&Aや経営相談など、開設後も支援が充実

千葉銀行は、全国でも有数の口座開設数を誇る銀行で、預金規模の大きさからも高い信用力があります。

手続きは店舗で行う必要があるため、特に関東圏での事業に適しています。さらに、M&Aや経営に関する相談窓口も用意されており、口座開設後も安心して経営サポートを受けられるのが特徴です

千葉銀行の基本情報

口座開設の手続き来店しての手続きが必要
書類郵送不可
口座開設スピード2〜3週間程度
審査面談の有無について記載なし
振込手数料同行宛:0〜330円
他行宛:385〜550円
ATM手数料220円
口座維持費2,200円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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北洋銀行|北海道企業を中心に頼れる地域金融機関

北洋銀行の特徴
  • 北海道を中心に展開し、地域密着で幅広い企業をサポート
  • 振込手数料が比較的安く、コストを抑えやすい
  • 資金繰りや業務効率化の相談に対応し経営を支援

北洋銀行は、地域密着型の金融サービスを強みとし、主に北海道を中心に企業をサポートしていますが、道外からの口座開設も可能です。

振込手数料が抑えられているためコスト削減に有効で、さらに資金繰りや業務効率化に関する相談もできる点が魅力です。
ただし、オンラインでの申し込みはできず、まず公式サイトから問い合わせが必要となるため、スピードを重視する方にはネット銀行の利用を検討するのが望ましいでしょう。

北洋銀行の基本情報

口座開設の手続き公式サイトから問い合わせ
口座開設スピード1ヶ月程度
審査面談必要
振込手数料同行宛:330円
他行宛:550円
ATM手数料無料
口座維持費1,320円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込
ネットバンキング使用可

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東京信用金庫|地域に根差した企業サポートが強み

東京信用金庫の特徴
  • 中小企業向けに資金調達や経営相談を支援
  • 事業計画や信用状況が整えば口座開設しやすい
  • メガバンクより維持費が安くコスト削減に有利

東京信用金庫は、東京都を拠点に地域密着型で展開しており、中小企業の経営支援や資金面でのサポートに力を入れています。
特に、事業に関する相談や融資のアドバイスを受けやすく、都外に拠点がある企業でも申し込み可能です。
また、メガバンクや一部の地銀に比べて、中小企業やスタートアップに理解があり、事業計画や代表者の信用状況がしっかりしていれば比較的口座開設がしやすいのも魅力です。さらに、口座維持費も低く抑えられるため、コスト面でもメリットがあります。

東京信用金庫の基本情報

口座開設の手続き来店しての手続きが必要
書類郵送不可
口座開設スピード2〜3週間程度
審査面談の有無について記載なし
振込手数料同行宛:0〜330円
他行宛:385〜550円
ATM手数料0〜330円
口座維持費1,100円
その他ペイジー
総合振込
給与振込

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大阪信用金庫|地域企業に寄り添い経営をサポート

大阪信用金庫の特徴
  • 中小企業個人事業主向けの融資や相談が充実
  • 地域イベントや商工会と連携し地元経済を活性化
  • 店舗窓口でのサポートが手厚く安心

大阪信用金庫は、地域密着型で、地元の経済や企業を強力にサポートすることが特徴です。

法人口座を開設すれば、電子請求書の発行や経営相談窓口の申請などが可能なデジタルサービス「ケイエール」を利用でき、ビジネスの効率化や経営支援を受けられます。
一方で、信用金庫は地域金融機関という特性があるため、大阪信用金庫も主に大阪府内の企業を対象としており、他府県の事業者にとっては口座開設が難しい場合があります。

大阪信用金庫の基本情報

口座開設の手続き来店しての手続きが必要
書類郵送不可
口座開設スピード2〜3週間程度
審査面談の有無について記載なし
振込手数料同行宛:110〜330円
他行宛:380〜550円
ATM手数料0〜550円
口座維持費3,300円
その他ペイジー
総合振込
給与振込

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シーン別の追加書類(バーチャルオフィス・許認可業種・外国人代表者ほか)

バーチャルオフィスや自宅登記のケース

  • 必要書類:使用権限を示す賃貸借契約書や利用契約書、郵便物の受取体制の説明、HPや広告、請求書など実在性を示す資料
  • ポイント:所在地の実在性、郵送物の受領、来訪時の対応が分かる説明資料を補完します。

許認可が必要な業種(建設業、飲食業、旅館業、古物商など)

  • 必要書類:許認可証の写し、申請中であれば受付票。
  • ポイント登記の事業目的と許認可内容の一致を明示します。番号、名義、期間の記載を確認します。

代表者が外国籍、または海外在住の株主がいる場合

  • 必要書類:在留カード、パスポート、翻訳文、アポスティーユ等。
  • ポイント:実質的支配者の特定本人確認資料の有効期限在留資格の適合性を確認します。

設立直後で売上実績が乏しい場合

  • 必要書類:事業計画書、取引先候補との覚書や発注予定、資金の出所の説明資料。
  • ポイント:継続性が分かる契約予定や仕入れ・販路の証跡を揃えます。

NPO法人・一般社団法人の場合

  • 必要書類:定款、理事会議事録、役員名簿、活動実態資料(活動報告、交付決定通知など)。
  • ポイント:非営利性の説明と資金の流れの透明性を示します。

ネット銀行と店舗型で違う必要書類・手続き

  • ネット銀行:オンライン申込、eKYCや本人限定受取での本人確認、原本郵送が必要な場合があります。
  • 店舗型:来店や面談が入る可能性があります。事業実態のヒアリングが丁寧な反面、日程調整が必要です。
  • 共通:犯罪収益移転防止法に基づく本人確認取引目的の確認実質的支配者の特定が求められます。

郵送で原本提出が必要か、写しで足りるか、事前に必ず確認してください

ネット銀行はログイン後の管理画面で提出資料の差し替えが求められる場合があります。

審査で確認される事項と通過のポイント

確認される事項

・代表者、取締役、株主などの本人確認と属性確認
登記情報と提出書類の整合性(商号、所在地、目的、役員)
実質的支配者の申告内容
事業実態の一次資料(請求書、契約書、見積書、発注書、会社案内、Webサイト等)
反社会的勢力の排除、資金の出所の妥当性

通過のポイント

原本は最新発行のものを準備し、発行日や有効期限を明記します。
住所、氏名、法人番号、目的の表記揺れをゼロにします。
・事業資料は複数の一次資料で裏づけ、期間、相手先、担当者、金額、所在地を明確にします。
許認可オフィス契約番号、期間、名義が登記や申込情報と一致しているかを確認します。
類似商号や屋号の表記差、旧字体と新字体の混在は機械審査で弾かれやすい項目です。

開設手続きの流れ(Web/郵送/来店)と提出方法

STEP
事前準備

必要書類5点とシーン別追加書類をチェックリスト化し、スキャンデータを解像度と傾きに注意して作成します。

STEP
申込

Webフォームで申し込み、または来店予約。申込時の入力内容と登記・書類の記載を統一します。

STEP
審査

追加資料の提出依頼に即応します。回答はログイン画面やメールの指示に従って記入します。

STEP
口座開設

通帳の受領、キャッシュカードの受領、ネットバンキングの初期設定、権限管理の登録を行います。

STEP
開設後

振込限度額の調整、承認フローの設定、API接続や会計ソフト連携を行い、運用を開始します。

会社の権限管理は、作成、承認、送金の分離を基本にロール設計すると安全です。

よくある不備とチェックポイント(差し戻し防止)

【よくある不備】
登記事項証明書の発行日が期限超過
代表者住所が旧表記のまま(住居表示変更未反映)
印鑑証明書の印影が銀行印と不一致
・会社案内やWebサイトの所在地や電話番号が他書類と不一致
見積や請求の相手先情報が曖昧(社名、住所、担当者不明)
実質的支配者の誤認(持分や議決権の整理不足)

【提出前チェックリスト】
原本の発行日と有効期限
氏名、住所、法人番号、目的の一致
許認可の番号、期間、名義の整合
印鑑と署名の統一
事業資料の最新性(直近期間の実績)

【NG行動】
スキャンが暗く傾いたまま提出
ページ欠落、余白に手書きメモのまま提出

FAQ(よくある質問)

定款は写しでよいか。電子定款はどう取り扱われるか

多くの金融機関で写しの提出が可能です。電子定款はPDFの提出やプリントアウトに電子署名情報の付記を求められる場合があります。指示に従って準備してください。

ネット銀行でも原本郵送が必要になることはあるか

あります。登記事項証明書や印鑑証明書の原本郵送を求められるケースがあります。郵送の可否は申込画面や案内で確認してください。

実質的支配者とは何を指し、申告は必須か

議決権や持分などを通じて会社を最終的に支配する個人を指します。多くの金融機関で申告が必須です。該当者がいない場合の扱いも案内に従って記載します。

バーチャルオフィスの住所でも開設できるか

可能な場合がありますが、使用権限や郵便受取体制、事業実態を示す資料の提出が重視されます来店面談を求められることもあります。

設立直後で売上がなくても通るか

通る可能性はあります。事業計画書、覚書、仕入れ・販路の想定、資金の出所の説明など、継続性を示す資料を厚めに準備してください

許認可が未取得でも申込できるか

申込自体は可能な場合がありますが、許認可が必要な業種では受付票や申請中であることの証跡の提出を求められます取得後の写し提出を条件にされることもあります。

代表者が海外在住の場合に何が増えるか

本人確認書類の追加、在留資格の確認、翻訳文やアポスティーユの提出が生じる場合があります。郵送や来店手続きの時間も考慮してください。

審査に落ちた場合、再申込の目安は

差し戻し理由を解消したうえで一定期間をおいて再申込するのが一般的です。不足資料の補完、表記統一、事業実態の一次資料の追加が重要です。

個人の屋号口座と何が違うか

法人は登記や実質的支配者の確認が必要で、権限管理や承認フロー、口座維持の管理項目が増えます。会計連携やAPI利用も法人向け機能が中心です。

審査期間はどれくらい見ておくべきか

オンライン完結か来店ありか、追加書類の発生有無で大きく変わります申込直後に連絡手段と提出方法を整備し、依頼には即応できる体制を用意してください

まとめ

この記事のまとめ
  • 必要書類5点を揃え、事業実態を示す一次資料を複数添付します。
  • おすすめ銀行14選ネットと店舗の二軸で絞り込み、審査スピード、振込手数料、口座維持費、来店要否、APIや会計連携で比較します。
  • 不備の主因は表記揺れ、期限切れ、名義不一致です。提出前チェックリストで差し戻しを防止します
  • 開設後は権限管理、振込限度額、ネットバンキングの設定、会計ソフト連携まで一気通貫で整備します。
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